謹んで新年のお慶びを申し上げます。
はじめに、昨年も大変多くのお客様にご愛顧いただきましたこと、改めまして御礼を申し上げます。

昨年2021年は日本卸電力取引所の異常な暴騰で幕を開け、新電力界隈は年間を通じてその後の対
応やリスクヘッジに追われた一年でした。
長い長い緊急事態宣言と相まって、我慢の年となったように思います。
今年は、予期せぬ幕開けとまでは至りませんでしたが、コロナ明けの需要増や欧州での風力不足な
どに起因する化石燃料の高騰から底上げ基調が続き、昨年と同様に落ち着かない年末年始を過ごさ
れた方も多かったのではないでしょうか。

2022年は加速度的なマーケットの変化に柔軟な対応のみならず、中長期を見据えた事業転換が求め
られる年になっていきそうです。
弊社は、昨年から市場変動に即応できる電力取引の環境整備に取り組んでおり、今年１月からは、
一部のお客様向けにOnline上での商品取引サービスのご提供を開始いたします。
多くの皆様にご利用いただける準備が整いましたら、正式なご案内をさせていただく予定です。

大きな節目を迎えつつある電力業界において、変化に対応した舵取りに奮闘される皆様のお役に立てるよう、
我々自身も臨機応変に変革をしながら、2022年を過ごしてまいります。

皆様の更なるご健勝とご発展を祈念いたしまして、年始のご挨拶とさせていただきます。

エネトレード株式会社
代表取締役　坂越　健一