謹んで新年のお慶びを申し上げます。

はじめに、昨年も大変多くのお客様にご愛顧いただきましたこと、改めまして御礼を申し上げます。

昨年は振り返れば、世界中が新型コロナウイルスと対峙した、歴史に残る１年になりました。

自粛の年、我慢の年と振り返る方も多いと思います。しかしその一方で、これまでに考えられなかったスピードでの変革が進んだことも見過ごせない事実です。

米Microsoft社のCEOのSatya Nadella氏は２０２０年４月末、コロナ禍の第一波のさなかで、「２年分に相当するデジタル変革が２カ月で起こるのを見た」と述べました。デジタル変革の波は日本のエネルギー業界にも大きく影響したように感じています。

２０２１年は、この事態を変化のきっかけとしてとらえて前向きに進みだす皆様にとっては、飛躍の年となるのはないでしょうか。

当社は２０２０年には、電力市場制度改革の進展や、コロナ禍などで先行きの見通しがしづらい環境になりつつある電力取引において、お役にたつべく金融手法を取入れた電力卸売サービスの強化を図ってまいりました。

２０２１年は、変化を前向きにとらえるエネルギー業界の皆様を後押しすべく、

電力取引のデジタル化、市場環境に即応できる電力取引の実現に挑戦していきたいと考えております。

皆様の更なるご健勝とご発展を祈念いたしまして、年始のご挨拶とさせていただきます。

エネトレード株式会社

代表取締役　坂越　健一